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こころの相談室

解離性障害


解離性障害とはその方の記憶、思考、感情、行動といった過去を部分的になくなってしまったり、その全部がなくなる障害を言います。
発症の原因は多くは外的に強くストレスを与えられる外傷体験があると考えられています。
その外傷体験を脳内で防衛するための正常な過程であると考えられており、時がたつに従い不適応な状態となり病的過程に発展するとされています。
DSM-Ⅳという医学界の辞典では4つに分類されています。

○解離性健忘

自分のキャパシテイを超えるショック体験により、ある一定期間の記憶をなくしてしまう場合と、全生活の記憶をなくしてしまう場合があります。
ただし、生活の記憶に関係しない記憶や新しい記憶をする能力は保持されています。
多くの方はこれらの記憶は回復し、社会生活も相応に送れるようになります。
もっとも多い解離性障害です。

○解離性とん走

とん走とは逃げるという意味です。
仕事や家庭など本人が取り巻く環境から突然逃げ出し放浪し自分の過去の記憶や感情、行動を忘れてしまいます。

○解離性同一性障害

多重人格者といわれる障害です。
人の人間の人格の中に2つ以上の分離した人格が共存している状態です。
それらの人格は異なる思考や感情、行動を持っています。
一般的にそれらの人格同士が交流していることはなく、人格間の記憶も断絶されています。
全く別の人格を表したり、利き腕や声等の身体的特徴も異なる場合があります。
女性に多く青年期後期の発症が大半です。

○離人症性障害

自分の体から自分が遊離したような感覚になり、離れた所から傍観者のように自分を眺めている感覚になる障害です。
これらの症状はストレスから来ることが多く、自分が自分でなくなったような感覚が突発的に現れます。
自分の声が奇妙に聞こえたり、身体的な違和感を持ったりします。
記憶障害はなく、青年期に多く発症します。

以上解離性障害である4つの分類を説明させていただきました。

一般的な治療法としては、薬物療法やカウンセリング、入院治療が代表的ですが、現状良好な回復が出来ない事が多いです。
これからの治療法としては、心理療法と古来より伝わる呼吸法や気功、坐禅と言った伝統養生法を組み合わせた治療法が重要な位置を占めると思います。     

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