いじめ

いじめは学校、会社等さまざまなところで起きており、精神疾患と深く結び付いていると考えられています。
いじめは被害者となった方の精神や身体的な面において重大な悪影響を及ぼし、最悪の場合、自殺に至る事もあります。

いじめの定義として文部科学省では、「当事者が一定の人間関係のあるものから、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的苦痛を感じているもの」となっています。
苛められる方の特徴としては、いじめられても反発せず我慢をする傾向にあります。
また、いじめられていることが、恥ずかしく誰にも相談できない事も多いです。
いじめが原因で、精神障害になるケースも多くあり、精神病患者の多くが、過去にいじめを経験していることが多く見受けられます。

いじめを取り巻く仲間関係として、児童期から思春期では3つのグループがあるとされています。

○ギャンググループ

小学生(児童期後半)にみられる仲間関係
親から自立しようとすることで生まれる不安を乗り越えるために仲間を必要としはじめる時期に現れます。
同一行動による一体感が重んじられ、同じ遊びをするものが仲間であるとされます。
男児に特徴的

○チャムグループ

中学生(思春期前半)に見られる仲間関係
共通の興味、関心を通じてつながっている仲良しグループです。
お互いの共通点や類似点を言葉で確かめあう。
女子に特徴的

○ピアグループ

高校生(思春期後半)に見られる仲間関係
お互いの価値観や理想、将来に対する相違を認め合い、違いを乗り越えたところで、自立した個人としてお互いを尊重しあう仲間関係。

これら3つがあります。

ギャンググループやチャムグループでは、短期間に順繰りに仲間から外されていく、仲間外しが起こります。
この中で仲間から外されるとはどういったことか、どんな気持ちになるのかを体感していきます。

しかし、現代では社会が変化する中、ギャンググループ、チャムグループの存在も希薄になり、希薄化した集団では仲間をまとめ維持することが出来ず、スケープゴードが起こります

スケープゴードとは、いけにえ、集団が危機に直面した時に誰かが集団内の特定の人を非難、攻撃し始めると、他の人たちも、それに飛びつき集団が一体化する現象を言います。

集団内の欲求不満や不安を解消し、実際の問題解決から目をそらす機能があります。
つまり、一緒に苛めるという行為によってお互いの共通点を見出し、かろうじて集団を維持していると考えられています。
このいじめは仲間外しとは違い、特定の人が長期にわたって攻撃されるという特徴があります
また、いじめの促進や抑制において、苛める人と苛められる人といった二者関係だけでなく、いじめを面白がって見ている人(観衆)、見て見ぬふりをしている人(傍観者)も大きな影響を与えているという考えもあります。

人類の歴史を見てもいじめをなくすことは、かなり難しいことと思います。
しかし、いじめが起こった時に適切な対処をおこなって二次的被害や発生を防いだり、いじめが起こりにくい環境を作ることは可能です。

児童期、思春期に苛められ心に深くきずとなっている場合や成人期に会社などでいじめにあっている方にはカウンセリングにより問題となる心の傷を見つけ、取り除いていく治療方法をとり大きく効果を発揮します。
また、いじめに合わない人間関係の作り方や維持の仕方においても心理支援していくことが大切であります。

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