本文へスキップ


こころの相談室

注意欠陥・多動性障害 ADHD
 


ADHD

注意欠陥・多動性障害は多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害の一つと言われているが、DSM-Ⅳ-TRでは行動障害に分類されている。

じっとしている等の社会的ルールが増加する、小学校入学前後に発見される場合が多い。
一般に遺伝的原因があるとされるが、他に適当な診断名がなく同様の症状を示す場合を含む。
なお「注意欠陥・多動性障害」はDSM-IV-TRによる正式名である(AD/HD: Attention Deficit / HyperactivityDisorder)


注意力を維持しにくい、時間感覚がずれている、様々な情報をまとめることが苦手などの特徴がある。
日常生活に大きな支障をもたらすが適切な治療と環境を整えることによって症状を緩和することも可能である
脳障害の側面が強いとされ、しつけや本人の努力だけで症状などに対処するのは困難であることが多い。
診断は、多くの精神疾患と同様に問診等で行われ、ADHDに特化した生物学的マーカーや心理アセスメントは開発中であり、一般的でない。
ADHDの医学的なあり方に疑問を持つ専門家も多く、アメリカではAD/HDに関する論争が盛んである。
DSM-IV-TRでは症状に従い、以下の3種に下位分類がされる。
■多動性
■衝動性優勢型
■混合型不注意優勢型(ADD: Attention-Deficit Disorder) 一般にADHDとして扱われるADDは、多動性が少ない不注意優勢型である場合が多い。
子供ではICD-10による多動性障害(たどうせいしょうがい、Hyperkinetic Disorders F90)の診断名がひんぱんに適用される。

学童期までの発症率は1 - 6%で男子の方が女子よりも高い。
しかし、女子の場合は多動が目立たない不注意優勢型に分類されることが多く、発見が遅れがちである。よって、認知される人数が少ないことが推測され、実際の発症率の男女差はもっと小さいとする説もある                                          
■症状
集中困難・過活動・不注意などの症状が通常7歳までに確認されるが、過活動が顕著でない不注意優勢型の場合、幼少期には周囲が気付かない場合も多い。

年齢が上がるにつれて見かけ上の「多動」は減少するため、かつては子供だけの症状であり、成人になるにしたがって改善されると考えられていたが、近年は大人になっても残る可能性があると理解されている。
その場合は多動ではなく、感情的な衝動性や注意力や集中力の欠如が多い。
遺伝的な形質であるため症状は育て方や本人の努力で完治することはないとも言われている。
ただ、子供のADHDでさえ曖昧な点も多く、日常生活に支障をきたす精神的な特性を何でもかんでも障害に含めるべきではないとする意見も存在する。
成人にADHDを認めるべきかどうかは医師によって考え方がまちまちであるが、近年では認めないとする意見は少数派である。
ただし、近年の動向を知らずに「ADHDは子供だけの症状である」と考えている医師は少数ではない。

■原因
原因は2007年現在、解明に向けて進んでいるがまだすべてが理解されてはいない。
その他にも、遺伝的な要素が指摘され、一卵性双生児ではきわめて高い頻度で一致し、血縁者に共通してみられることも多い。
遺伝的な要素に様々な要因が加わり、症状を発現させる。抑制や自制に関する脳の神経回路が発達の段階で損なわれているという点までは、確からしいが、その特定の部位・機能が損なわれる機序は仮説の域を出ない。


専門的な回復方法はこちら



前のページに戻る

 
精神病専門無料相談ができます
ご自身に最も適応した回復方法をアドバイスさせていただきますので気軽に問い合わせ相談ください。

プライバシーを守りたい方は匿名での相談も可能です
 

 こころの病気無料相談